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スマブラやその他遊んでいるゲームについて思うままに

眠る塾

SPの眠るが弱すぎて難しすぎてひっそりフェードアウトしてたけど、このまま引退したら「眠るを軸に攻略した俺の12年間は無くなってしまうのでは?」とか思ったので頑張って言語化します。

 

眠るの使い方、狙い方、考え方について意識レベルで書いていきます。
具体的な「この行動には眠るが確定する」みたいなのはほとんど書いてないので明日から使えるテクニックはありません。
また、空上→眠るみたいなコンボは別に眠る当てるのがうまいわけじゃなくて空上を当てるのがうまいだけなので書いてません。
スマforでの攻略が軸になってるのでSPには使えないところもあるかもしれません。
 
 
1.前回避読み眠る
基本でありつつも眠るの強さが詰まっている。
狙って出来るようになることが、眠るを使う上での第一歩といっても過言ではない。
そもそも前回避を読んで眠るのではなく、前回避読み移動であり、前回避を確認してから眠る
発生2Fという高速発生のため後出しジャンケンが可能になっている。
もし読み負けて相手が前回避を選択しなかったら眠らなければいい、つまりアイコ
 
2.眠るを読んだ相手が出来ること
それは前回避をしない、ということ。眠るという技の存在のせいで行動をひとつ制限されるわけである。
一方、プリン側は常に前回避を意識する必要はない。
相手は眠るを意識して行動しなければならないが、こちらは前回避を意識しているフリをすれば他の択が通りやすくなる。
具体的には前回避したいが眠るがチラついているならダッシュ掴みがめちゃくちゃ通る。
 
つまり眠るの本質は抑止力である。
もっとも理想なのは、眠るを使わなくても勝てる状況にすること。
使うつもりが一切なくても、狙っているフリを続けると相手は神経をすり減らし続けることになる。
 
3.意識した眠ると意識していない眠る
前回避を意識した(読んだ)上で、前回避を確認して眠る、というのは実は結構簡単。
しかし、前回避を意識したフリをしたいのがプリン側の本音であり、噛み合ってしまうと意識外から前回避が飛んでくることもある。
これに対し咄嗟に眠ることが出来るかどうかが眠るのうまさである。
動画はもちろん、対戦相手にすらわからないところが眠る使いの腕の見せ所になる。
 
4.眠るを選択するというストレス
前回避を読んだ、完璧な位置に移動した、あとは下Bを入力すれば当たる。といった状況でも眠るを押すのは結構勇気がいる。
それが大会のような大舞台であればなおのこと。
いくら読み勝って確実に当てられる状況になったとはいえ、自らの技術に左右されて失敗することもある。
 
意識していても選択するのにストレスがかかるのであれば、無意識で咄嗟に眠るを選択するのは巨大なストレスとなる。
 
5.ストレスを乗り越えて眠るにはどうすればいいか
こればっかりは精神的なものなので、こうすれば出来るようになるってのは無いと思う。
メンタル的な考え方をするなら成功した時に勝利以外のご褒美をもらえばいい。
自分の場合は眠るを当てた時に、自分の技術・判断をひたすらに自画自賛して大喜びしてた。
 
6.ハイリスク眠るとミドルリスク眠る
精神面だけだと記事として微妙なので一応攻略としての考え方を紹介してみる。
確実に当たるときにだけ眠るなら理論上ノーリスクといえる。
ただし外したら戦局を左右してしまうのであれば一般的な感覚でハイリスクであり、まともな人間であればストレスでためらってしまう。
 
では外しても戦局を左右しないなら?リスクを減らすことが出来るなら?
ミドルリスク眠るとは外しても死なない、もしくは超高%でバースト拒否が困難なときの眠る。
負けに繋がることが最もハイリスクなのだから、負けに直結しないならリスクは下がっている。
ラスト1スト超高%の場合は外すと負けなのでハイリスクには違いないが、普通に戦っても逆転の目が低いなら1回の博打にかける価値は十分ある。
 
7.眠るぶっぱの恐怖
これまでは相手の行動を確認して眠ることを書いてきたが、裏を返せば隙の大きい行動をしなければ眠るは拒否することが出来る。
では確認せずに特定の行動を本来の意味で一点読みして眠るぶっぱしてくるなら何をしなければ眠るを拒否できるだろうか。
偶然や奇跡のような噛み合い方をするかもしれない以上、すべての行動を制限されてしまう。
これが眠るの真髄であり、眠るぶっぱを推奨する理由である。
しかしこれはバースト拒否を至高とする現代スマブラとは相反するものであり、ぶっちゃけ運ゲークソ野郎になるのでどこまで本気でやるべきか
もしかして:ドラゴンダンス
 
8.眠るの当て方をカテゴリ分けしない
紹介・解説のために前回避に眠るを当てることについて説明してきたが、眠るを使う上で重要なのは意識外から突然現れた相手の隙に咄嗟に眠るを選択することである。
この隙というのはキャラの行動の隙だけでなく、プレイヤーの心理的な隙も含めての話。
カテゴリ分けをしていたら、カテゴリにない隙に対応できなくなってしまう。
その隙は眠る狙えるのか覚えておこう、って思っても自由度が高すぎるスマブラというゲームで次が発生するのは何試合後かわからないし、全キャラに対して分類していくのは不可能だと思ってる(出来る人もいるかもしれない)
 
シンプルに考えて相手が危ないと感じる前に眠るを選択すること
これが出来れば究極的には初見の状況にも対応出来るようになる。
 
自分が経験した中で二度と起こらないであろう眠るの当て方は
村と街の台上で横強>台の移動で追いかけて眠る
多分確定してなかったけど、こういう状況で眠る当たりそうだから眠ろうと思えるのは眠るを撃った回数がものをいうので試してみるのは本当に大事。
 
もちろんカテゴリ分けしておけば、特定の行動に対しての反応を早くすることが出来るのでその方向性で詰めるのもあり。
 
9.なぜSPの眠るが弱いのか
ここからはオマケ
今作の眠るはバースト力を落とした代わりにコンボで繋がりやすく作られてる。
そのため一般プリン使いとしては眠るは使いやすくなった技だと思う。
ただ、これまで説明したとおり、眠るは当てるより抑止力として使う方が強力である。
つまり眠るを喰らってもいいと思われたらこの理屈は破綻してしまう。
相手が眠るで死なない%なら抑止力にならず、バーストに必要な%が増えたのは抑止力にならない時が増えたということである。
説明し損ねたけど、ダメージ目的で眠るのは撃墜%に一気に持っていけるのでそういう目的で使ってもいい。
 
ちなみにコンボで倒せるなら抑止力になるのでは?と思うかもしれないが、拒否する技は眠るではなく空上とかになるので普通のスマブラである。
それは眠るの攻略ではない。
 
 
あと
ぬるりがデカすぎる
 
10.さいごに
この考え方は今まで共有したことなくて自分一人で煮詰めていったものなんだけど、for時代に出会った一人のプリン使いがほぼ同じ考え方をしていた(多分)
SP発売して、あえて交流を断つことで数年後にお互いがどういう解答を出すのか答え合わせをしたら面白いだろうなって思ってた。
 
答え
お互いがプリンを(ほぼ)引退
 
 
なるほどな